自転車の公道走行について

公道に出たら、自転車も立派な車両となります。
他の車両と同じように、交通ルールを守って、安全に運転することを心がけてください。将来のためにも、子どもの頃から、しっかりと交通ルールを覚えることが大切です。親が同伴してルールとマナーを教え、子どもの走行を見守りましょう。

安全に自転車に乗るために交通ルールを覚えよう

公道を自転車で走るには、自分がケガをしないためにも、人にケガをさせないためにも交通ルールを守ることが大切です。事故を防ぐために交通ルールをしっかり身につけさせ、交通安全の大切さを伝えていきましょう。

①自転車で公道を走るのは“小学生”になってから

公道を走るのは、小学生になってからがいいでしょう。それまでに、しっかりと交通ルールを覚えておけば、公道も安心です。保護者が同伴し、子どもへの指導と安全の確保をしてください。

②歩道は車道側を徐行する

自転車が走れる歩道では、歩行者に気をつけながら車道側を走ります。歩行者が安全に歩けるスペースを確保しておくことが大切です。

③信号を守る

大人でもルールを守れない人がいますが、信号は必ず守りましょう。子どものころから、信号を守ることを、習慣化することがポイントです。信号が青になっても左右確認してから渡るように指導しましょう。

④横断歩道を渡る

道路を横切る時、横断歩道を利用します。横断歩道を渡る時は、自転車から降りて、手で押して通過することが基本ルールとなります。

警視庁では、東京都内における自転車の交通事故防止に関して「自転車の交通ルール」や「自転車安全利用五則」等を警視庁ホームページでお知らせしております。
詳しくは警視庁ホームページでご覧ください。

警視庁ホームページ(自転車の交通事故防止)(外部サイト)リンクURL:https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/

自転車の標識を覚えよう

【一時停止】

道路に記された停止線で必ず停止しなければなりません。見通しの悪い交差点などに表示され、事故を未然に防ぐためのルールです。

【進入禁止】

車両侵入できない道路の入り口に表示されています。自転車を降りて手で押すか、「自転車は除く」と表記されていれば通行できます。

【自転車通行止め】

この標識があると、自転車のみが通行できません。大きなクルマが通過する道路など、自転車の走行が危険な道路に設置されています。

【自転車横断帯】

自転車横断帯がある場所では、自転車は横断帯を通って、道路を横断しなければなりません。おもに横断歩道の横に設置されています

【横断歩道・自転車横断帯】

横断歩道は歩行者のみが通行できる横断帯ですが、この標識がある場所では、歩行者の安全を確保することで、自転車も通行できます。

【歩行者・自転車専用道路】

自転車と歩行者が通行できる道を表します。自動車などの車両通行はできませんが、自転車も歩行者を優先することが基本ルールです。